実際、喧嘩なり小競り合いなりマウントの取り合いで負けそうになると、自分はいじめられてるって大人に通報する馬鹿はいるぞ。
内情を調べていくと、そもそもが喧嘩・小競り合い・マウントの取り合いだから、有効打かどうかは別にして「どっちもどっち」だってことが見えてくるのよ。
でも、いじめの定義が被害者の主観を絶対視してるから、この展開になると先に大人に対して被害を通報した方が勝つんだよね。ちなみに今のいじめの定義は、集団対個、とは限らないとなっている。
馬鹿な大人ならこの流れに気づかずに、かわいそうないじめ加害者を生んでしまうんだろうけど、そうそう馬鹿な大人なんていないんだよ。
ああ、この子は負けそうになったから卑怯な一発逆転の手に打って出たんだなって、だいたいは見抜ける。
ところが、大人の中でも親だけは自分の子供のこととなると馬鹿になりがち。あとネットの馬鹿は声がでかい。メディアは馬鹿なふりをして騒動を煽る。この辺がスクラム組んで学校を叩き始めると、状況は簡単に最悪になる。
で、こういううそつきいじめ被害者は、親や周囲の愛情不足を感じていることが多くて、この最悪の状況にいるうちは周りが自分を心配してくれるから、この状況から抜け出すインセンティブに欠ける。
親も、愛情かけられてなかったんじゃないかという負い目を、ここでひたすら子供の味方をすることで返上しようとする。
こうして、うそつきいじめ被害者が作り出した地獄は、本来両成敗程度のアレで済んでたはずのかわいそうな加害者に過大な烙印を押さないかぎり続く無間地獄になる。