2019-11-28

筑波大学が例の特任准教授を生んだ理由

筑波大には「総合科目」という、まぁ教養みたいな感じでさまざまな分野(他学類)の授業がとれる科目があるのだが、

その授業は割と甘めで、出席+簡単レポートだけで取れてしまものも多い。

しかも、総合科目は「必ずこれをとれ」という全学生共通する講座はなく(「ほんの」一部は共通の必修がある)、選択式だ。そのため、割と自分が好きな科目で組めてしまう一面がある。

ほかの大学は知らないが、「歴史」や「古典」は雑学からイラネ、みたいに切り捨てることができるわけで、これって教養勉強にもならないのではないかと思った次第。

リベラルアーツ教育ガチでやらないと、いろいろとゆがんだ方面に行ってしまうのではと考えてしまう。そもそもオウムの一件で「科学的な知識」だけで倫理をもたない危険性を反省して大学教養科目の充実が図られた、みたいな話を聞いたことがあるので、もっとマジメに大学教養を組んだほうがいいんじゃないか。

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