大学時代の友人が結婚した。お相手の女性は、たまたま総理大臣夫人安倍昭恵(アッキー)の秘書をかつてしていた人だったらしい。経産省から出向する形で夫人に付いていたそうで、キャリア組の賢い方なんだろう。自分には直接の接点がないので詳しいことは知らない。
そんな友人が今年の桜を見る会に夫婦で招待され参加していたことを知った。彼の素性を知る限り世間に功績功労を残しているわけでもなく、政治家とは無縁の一般企業に勤めるサラリーマンなので、招待は完全に奥さんとアッキーの繋がりによるものだろう。
正直、それを知った時は羨望をしてしまった。桜を見る会なんて報道でしか見聞きしたことなかったのに、学生時代に一緒にバカしてた友人の一人が一国の首相夫婦と桜の木の下で楽しそうに写真を撮っている。安倍総理に対してはここ数年の言動に疑心しかないが、それでも羨ましく思ってしまった。自分に近い存在だったはずの友人が遠い所へ行ってしまった気になった。
そしてここに来ての一連の報道。あいつはやっぱりフレンズの一人としてお呼ばれしたんだと改めて思ったらモヤモヤが再燃してしまった。昔はただの大学生だったのに。頭も良くていい奥さんと結婚した途端、違う世界を生きる人になってしまったと思った。くそ。
幸い、彼自身は今までと変わりない態度で自分に接してくれている。そして、恨むべきは彼ではないことを自分でもよくわかっている。
この問題が徹底的に追求されて欲しいと思う。