昔は老後、自分の子どもに面倒を見てもらえるのが当たり前だった。今ほど老人の寿命が長くなかったから可能だったが、今の現役世代はそれほどお金を持っていないし老人の寿命も伸びたため、現役世代が親の介護のために親と子供の二世帯で共倒れになってしまうこともある。
やはり、子供は結婚してしまうと親よりも配偶者や子供の方が大事になる。自分が稼いだお金は自分の親よりも自分のパートナーや子供のために使いたい。
もしも、私のパートナーが子どもよりも自分の親を優先するような人なら離婚という選択肢が頭をよぎる。
今時、富裕層でもないと自分の親の生活費を援助したり介護をしたりして親を支えるのは難しいと思う。
子供が独身で、親と同居しているならちょっとした介護はできるとおもう。
子供を作ったんだから、老後の生活を子どもや子供の配偶者や孫に支えてもらおうと期待するのはやめた方がいい。
子供だって、結婚したら住宅ローンや生活費や教育費で手がいっぱいだ。介護してもらおうと思うなら潤沢な資金を子どもに渡すべきだと思う。親からせっかく自立した子どもに「大金は渡せないけど、介護してください」と親から言うのは変である。大人になった自分の子どもに色々と負担をかけるために子供を作ったのではないだろう。
子どものほうから「介護したい」「大変そうだから支えたい」と言われれば甘えたらいいと思うが。
そういうことが言える子供は富裕層か、親が富裕層というパターンである。
金持ちの親は子供から大切にしてもらえる、心配してもらえる場合が多い。親が大金を蓄えていれば、子供も安心して「何かあったら支えるよ」と言える。
令和の時代、これから生まれる子供たちに老後助けてもらおうと期待しないほうがいい。親の生活のために若い人達が犠牲になってしまうのはかわいそうだ。