恋がわからない
誰かと付き合いたい思ったことがほぼない
それでもひとりで死ぬのがつらい、ひとりで生きていくのがつらい
この社会で一人っ子の私が今後私より先に死んでいくだろう両親以外で誰かと生きていくには、結婚というシステムを利用するのがいいんだろうと思う
いじめとかコンプレックスとかセクハラとか諸々が原因だから克服できるとしてもかなりの時間と労力がいるだろうし、そもそも克服する必要もあまり感じていない
苦手な属性を持つひとと生きていけるか?と問われると、同じ家に男の人がいたら安心して眠ることすらできないと思う
女が好きだ
いつだって男にヤベー目に遭わされた私を救ってくれたのは周りの女たちだった
運が良かったのかもしれない
私の周りにいたのはやさしく愛情深い女ばかりだった
人間付き合いが苦手であるが、女というだけですこし肩の力を抜くことができる
これが性愛であるとは思わないし、女のひとに欲情したことはないが、女が好きだ
女の人であれば見知らぬ人でも割と安心して眠ることができると思う
友達で何人か同じ思いを抱える女がいる
その子たちと小さいコミュニティで共同生活をしながら暮らしたいなという話をする
いつか私が実家を相続してみんなひとりだったらそういうシステムを作ろうと話をした
こういった話をすると「まともな男の人は探せばいくらでもいる」などと言われることがあるが、残念ながら私はヤバの方ばかり引いてしまう人生なのでそれが信じられないしそんなことに労力を割くぐらいなら既に身内にいるやさしい女と家族になりたい
なんでダメなの?