プログラマの中には、プログラミング技術至上主義に毒された残念な人たちがいる
難解なアルゴリズムが読み書きできるとか、言語の仕様をどれだけ暗記しているかとか、最先端のライブラリーに精通してるとか、
俺みたいな仕事上の道具ぐらいにしか思い入れがない人間には、とても真似できないスキルを持っている
しかし、こうした人たちはピープルウェアの運用が下手な人が、とても多いと感じる
ドキュメントをちゃんと書かないとか、顧客から要求を聞き出すのが下手とか、人に相談できないとか、
一方でこういうオタク系プログラマが面倒臭がったり苦手だったりするところを、
丁寧にやっていることが、お客さんから喜ばれてると思っているが、どうもその辺が理解されないようだ
プログラマはプログラムを書いてこそなんぼ、ドキュメントや人の世話なんて俺らの仕事じゃないぜ!と言わんばかりである
彼らからすると、俺は最先端のコンピュータ技術に付いてこれない頭の悪い3流エンジニアであろうが、
俺に言わせれば、コンピュータやプログラミングなんてものは問題解決のための道具の一つに過ぎないのだ