2019-05-20

シンデレラガール総選挙を戦うという事

芸術は、打算と計算であってはならない。

「どのようなものを作り出せば、既に存在する他の誰かの作品よりも高い評価を得られるだろうか?」

そんなことを考える芸術家など居はしない。

まさか賢明なる『アイドルマスターシンデレラガールズ』のプロデューサーのみなさんまでもが、

そのような陳腐な考えを持っているはずがないと信じているが、

総選挙を勇敢に戦う――、それはボイスをつけるには何でもいいからとネタでっち上げ

声を荒げ、目立つことのみに腐心する事ではない。

自分たちの信念を貫き、アイドルを裏切らないことにある。

工藤忍Pは世界中から精鋭をかき集めたツイ廃集団である

その精鋭たちがあれだけネタ固執し、目立つことのみに奔走すれば、中間発表に名前が出ても当然だろう。

だが、それは、アイドルの魅力を最大限に発揮させるということを最大の目的とするプロデュースに対する冒涜だった。

そして、チキンナゲットというカードを切った時、ついに彼らに罰が下ったのだ。

刑の執行人となったのはシンデレラガールズ最高のヤンデレアイドル佐久間まゆだった。

アイドルであることを放棄するそのやり方に対し、佐久間まゆは濁った眼光相手を睨みつけた。

温厚で普段怒ることのない彼女である

あるいは、この時アイドルの神が佐久間まゆに宿ったのかもしれない。

  • 「どのようなものを作り出せば、既に存在する他の誰かの作品よりも高い評価を得られるだろうか?」 一部を除き、内実、そんな芸術家ばっかりだと思うよ。過去も現在も。すぐに...

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