数年前の話なんだが
某相談所に登録し自分のダメなところ、改善するべき点を相談して前向きに活動できると思い込んでた。
自分のダメなところはここだ、あれをしてはいけない、これをしてはいけない、と自分を見つめ直すことができた。
結果として、話せる人はすごく増えた。
初めは嬉しいと思った。
思い込んでいた。
ある日何度か会った人と話している時に突然喋れなくなった。
やってはいけないことをやってしまってないか、ダメな部分を出してしまったのではないか、突然不安が襲ってきた。
動けなくなった、冷や汗が止まらなくなった。
このままじゃダメだ何かしないと、そう思った瞬間だったのだと思う。
自分でも記憶が朧気なのだけど、発狂していたらしい。その日は気がついたら家にいた。
後日アドバイザーからその時会った人からのごめんなさい、を通達された。
虚無になった。何が起きたのか当時は何も理解できなかった。今でも正直何が起きたのか理解していない。
しばらくして、仕事にもいけない、家からも出れない状態になりニート生活になった。見兼ねた両親に無理やり通院させられた。
強迫性障害というらしい。
原因は、あれをしてはいけない、これをしてはいけない、と自分に言い聞かせすぎていた事。相手は何を考えてああ言ったのだろう(行動したのだろう)と考えすぎていた事。
1例として自分にはあの人の考えは信じられない、無理だ、と思っていたことも無理なのではなくなぜなのだろう、理解し合えるはずだ、と何故だろうをずっと考える生活をしていた。
今思えば、その影響で当時人とまともに話せるようにはなっていたが、自分の趣味ってなんだっけ?なんでこの仕事に就いたんだっけ?自分はどんなことを今まで考えて楽しんでいたっけ?とすべて見失っていた。
他の人の規準を気にしてして「やってはいけないこと」を探すのに必死だった。
紆余曲折あって、自分は婚活、人とそういった関係にならなくてもいい、という結論に至った。
頑張れ。 少し無理しても休めば大丈夫だから気にし過ぎるなよ。