むかしから一事が万事とはよくいったものでして、木を一本見ればそれが生えている森のことは大体分かるなんて偉い学者さんもおっしゃるものです。
さてさて、ここには学生さんも沢山おりますね。そこの貴方なんてちょうどそろそろ就職活動シューカツの時期なんじゃありませんか?
せっかくだから今日は一つだけ覚えて帰ってほしいことがあるんですよ。それはね、面接でする質問なんですよ。
といっても面接官にコイツぁ出来るぞって思わせるようなことじゃなくて、貴方がその会社に入るべきかを決めるための試金石とするようなことです。面接ってのは何も企業側だけが人を選ぶことじゃなくて、採用される側も企業を選んでるなんてみんな口を酸っぱくしていいますがね、その実態なんてちゃんとは教えてくれんでしょう。じゃあどういう所を就活生は見るべきなのかっていう一例を今日は覚えて帰ってほしいなと。
きっとね、会社に面接に行くと面接官さんが最後にこう聞いてこられると思うんですね。「最後に何か質問はありますか?」と。それにこう答えて欲しい
「御社でお使いになっておられるPCのメモリは何GB御座いますか?」、と。
すると面接官さんは、ちょっと考えてから「う~~ん、1TBぐらいだったと思います」なんて言うでしょう。\ハハハハハ/
そしたら「すごいですね」と答えて上げてください。まあそういうときは大体4GBのメモリしか積んでないでしょう。\ハハ…/
もしここで「8GB」とか「16GB」と返ってきたら、その会社の志望度をちょっと上げてもいいと思います。
本当にね、4GBのメモリで仕事をするのはしんどくてしょうがない。何をしてもいい返事が帰ってこない。うちのカーチャンにお小遣いあげてくれーって頼むのと同じようなもんだ。\ハハハハハ/
社員に4GBのPCを与える会社なんてのはね、社員のことも考えてないし、社員によくすれば会社に返ってくるってことも分かっちゃいない。そんな会社で働くだけ損ですんでね。まあオススメはしません。
えっ?あっしは採用面接でどんな質問をしたかですって?そりゃもう簡単ですよ。「御社でお使いになっておられるソロバンは何桁まで玉がついてますか?」に決まってるでしょう。\ハハハハハ/
平成最後の落語増田現る