そのときいいなーと思って、後々調べてて思ったのは、うらやましいってこと。
もともと私は地元がない。
いや、地元はある。
父親の実家はその県庁所在地から車で1時間くらいの町。信号が1つしかない町だが。今は市になったけど。
中学の頃は空港が好きで好きで、いつか、その近くに空港を建ててやりたいと思ってたこともある。
育ったとある港町の公務員になりたいと思って年齢制限ぎりぎりまで受け続けたり。
物心ついてから、なんだかんだ地元に貢献したい!って思ってたけど、何一つできていない。
うらやましいって。
就職して5年がもうすぐたつ。
相当遊んできた。
風俗に通い、キャバクラに通い、キャバ嬢と付き合い、同棲して、別れて。
それでもなんとかやってきてた。
手元に何がのこったんだろう。
何を成し遂げられたんだろう。
俺は、何をしていたんだろう。
たぶん、名もなく死んでいく。
この世に何も貢献できずに死ぬのみ。
それを望んでいるわけではない。
ただ、ただ、自分自身、これをやりきったって思いたいだけなんだろう。
今度、大塚国際美術館に行ってみようと思う。
あこがれだった、こうしたいと思った、希望を見つけに。
歯車でいい。
歯車がないと思いたいだけ。
紅白で歌った会場が、地元ということに。 もともと私は地元がない。 いや、地元はある。 とある港町。 どっちゃねん
うんち
もともと私は地元がない。 いや、地元はある。 まで読んだ。