2018-09-13

anond:20180913203915

科研費は、研究者自由な発想に基づく独創的・先駆的な研究支援するものです。

応募研究課題審査に当たっては、研究者コミュニティ自らが選ぶ研究者が、個々の研究学術価値相互評価審査し合うピアレビュー(Peer Review)のシステムを採っており、毎年7,000名以上 の研究者の協力により支えられています((参考1)審査等「1 科研費審査について」参照)。

科研費審査においては、平成30年助成から新たな審査方式を導入するなどの改善を図る一方で、

近年、科研費ニーズの高まりを受けて応募件数10万件を超えており、応募件数の増加に伴って、審

委員として御協力いただいている研究者審査負担も増加しています。今後、仮に審査負担が更に増加

して研究者への負担が過度になってしまうと、研究者教育研究への影響や審査の質の低下も懸念されま

す。また、応募件数の増加については、 昨今、一部研究機関において、科研費への応募を組織目標

していることもその一因になっていると考えられます本来科研費の応募は研究者の発意に基づいて行

われるものであり、各研究機関において科研費に応募させることを目的化するようなことは望ましくあり

ません。

研究機関におかれては、科研費制度趣旨目的研究機関内で改めて共有してください。

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