2018-08-26

存在しないキャラクターが心の拠り所になること

私は至って平凡な社会人社会の末端のしがない歯車である

週5日間ヘトヘトになるまで働き、土曜は死んだように眠って過ごす。

今年で26歳になるが現実彼女はいない。仲の良かった友人達結婚や転勤で疎遠になった。

昼食はいつも一人で摂り、飲みに行くことも全然ない。酒は飲めないか別にいいんだが。

大学生から趣味だったバイクは忙しくて乗れなくなったから売ってしまった。

さて、私はなぜ生きているんだろうか。

金曜の夜、眠りにつく直前にいつも心に浮かんでくる言葉だ。

答えは日曜の朝にわかる、わかりつつも考えずにはいられない。

土曜の夕方頃、冷蔵庫の中のモノを適当に口につっこんで用を足してまた眠る

曖昧記憶けが残っている。

日曜の朝が来ると、私は生まれ変わっている。

肢体を伸ばし、無事に朝が来たことを全身で喜ぶ。

シャワーを浴び、トーストを食べ、慌てずに準備を整える。

そして、週に1度しか使われないタブレット端末を手に取る。

………アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ

そこにはいつもと変わらず、佐久間まゆが居た。

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