バーチャルユーチューバー(VTuber)のブームが落ち着きつつある。
最近だとGREEがVTuber関連の大きめの事業を展開したりしていて、まだまだ金のにおいはするみたいだが、
で、落ち着いてくると、「あれだけ新しい文化みたいに喧伝しておいてそれだけかよ」という
VTuber失望論みたいなものがTwitterや5chで散見されるようになった。
彼らの多くは元VTuberファンで、自分の期待を裏切られたのが気に食わないようだ。
これは全く斬新で、VRが充実した今だからできる最先端の文化で、VRだから実世界の縛りにとらわれず何でもできちゃう!!
というのじゃおじことねこますあたりの文言を真に受けてしまうと、
現在の生主主体で、機材は貧弱で、VRらしさなんてみじんもないVTuber界隈は失望ものだろう。
でも、そんなこと、目に見えてただろう。
VTuberが注目されたのが「ガワを被ればアニメキャラのように振る舞え、扱われる」点だった時点で、こうなるのは決定事項だった。
シロ・アカリはキズナアイのキャラビジネスのモデルに注目したし、ねこますはこの辺とは全く無関係のモチベーションから動画を上げていたので、
でも世間の印象は完全に「ガワを被って人気者!」で、生主が興味を持つには十分だったし、視聴者側もそれを受け入れる土壌が出来上がっていた。
つまり、VTuberがやたら注目され期待された時、この時に界隈の将来が定まった。
VTuberの革新的な部分ってキャラクターと双方向性を両立させたところだと思うんだよな コメントやファンアートにキャラクター本人が反応してくれる可能性があるのが新しい 技術に期待...