2018-08-13

絶望的な状況をなんとかする話

圧倒的劣勢、状況は刻々と悪化打つ手はことごとく裏目に出る…

そういうヒリついたシチュエーションで、それでも冷静さを失わない登場人物

1%可能性を2%に、2%を3%にするために知力を尽くして奔走する

そして漸く見えた光明が不測の事態さら悪化し、それでも諦めずに

プランB、プランCを捻り出して打開を試みる

…という筋書きのフィクションが好きだ。

間違えても主人公が土壇場の謎パワーで必殺技ドン!みたいなものではなく、

きちんとロジカル整合性を持った(すくなくともそう見える)プロットのもの

それも、派手なアクションや立ち回りよりは、会議、根回し、裏工作を丹念に描くようなものが良い。

たとえば映画オデッセイ」の原作であるアンディ・ウィアーの「火星の人」とか。

漫画だと「皇国の守護者」はすごく好みだった。ただこれは単に撤退戦好きなのかもしれない。

ノンフィクションだとクリントンロメシャの「レッドプラトーン」みたいな。

ちょっと毛色違うけど数年前の大河ドラマ真田丸」の後半、大阪の陣のあたりはしびれる展開が多かった記憶がある。

…「好きだ」といいつつあんまりそういう作品思いつかなかった。

もし「これ近いんじゃない?」みたいなやつがあれば教えて欲しい。夏休み暇なので読み漁る。

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