「良心の呵責がない人はサイコパス」みたいな記事をよく見る。これって「基本的には皆良心を持っていて、持っていない人が特殊」という考え方だと思うんだけど、果たして本当にそうなのだろうか。
もちろん、なんの良心の呵責もなく人を殺せるレベルの人はそうはいないとは思うけど、昨今の国会にまつわるあれこれや、懲戒請求にまつわるあれこれ、いや、そもそも自分の会社の社内政治にまつわるレベルであっても「この人、良心ってもんが無いんだろうか」「それって人としてどうなのよ」と言いたくなる人が多すぎる。色んな場面で人の醜悪さを目にするにつけ、きちんと良心を持っている人って案外少ないんじゃないかという気がしてくる。
自分は、自分の子供に対しては、ささやかだったとしても堂々とした生き様を見せられるように生きていたいと思っているけど、人としてどうかと思う行動をとっている人はその辺どう考えているんだろう。もし自分が嘘つく官僚の子供だったとしたら、とてもじゃないけど親のことを尊敬なんて出来ないけど、子供から軽蔑される人生を送っている人って本当に幸せなんだろうか。
自分は完璧な人間には程遠いけど、せめて人として、自分のできる範囲でしっかり良心を持っていたいと思って今まで生きてきたけど、ここ最近、あまりに人としてどうかと思う人が目につくのでちょっと絶望的な気持ちになっている。
良かれと思ってやったことは必ず何かを犠牲にするし そういう悪意のない被虐はたちが悪い
立ちが悪い…?ちんぽの…?
公衆の面前で堂々と嘘をつき、しかし内心ではそれを恥ずかしく思っている、というのが良心の典型例であって、外から見て悪いことしてるから良心がないと判断するのは誤り。
みんな「自分にとっては良いこと」をしてるんだよ ヒトラーにとってはユダヤ人大虐殺が「良いこと」 スターリンにとってはどいつもこいつもシベリア送りが「良いこと」 宮崎勤にと...
さすがにそれはない