小説家になろうではたくさんの人に読まれるためにはランキングに載らなくてはならず、ランキングに載るためにはポイントを稼ぐ必要がある。
新着から作品を発掘してポイントを入れてくれる読者というのはいつも決まっているので、ランキングに載るという目的から考えると、ポイントを入れてくれない読者向けの作品を書くのは努力の方向が完全に間違っていることになる。
したがって新着作品はポイントを入れてくれる読者向けか、ランキングなど興味がないという趣味的な作品かに二分される。もちろんランキングはポイントを入れてくれる読者向けの作品ばかりになる。
ランキングから作品を探す読者というのは、ポイントを入れる読者の趣味の範囲の中で探しているということになる。かれらはいろいろな作品があると思っているかもしれないが、それも実はポイントを入れる読者の趣味によって選別されたかなりバイアスのかかったリストなのである。
これが増田界にも言える。
現在増田界はブクマ狙いのかまってちゃん増田とブクマには興味を示さない孤高の増田とに二分されている。
かまってちゃん増田は増田を新着から見て行ってブクマするような暇人の趣味を理解して書いている。
まずは暇人にブクマしてもらわないとはてなブックマークの新着にも載らないという問題があるからだ。
増田を新着から見ていくような暇人ではない一般のはてなユーザーは、はてなブックマークに上がってくる増田(すでに暇人の趣味によってある程度選別されている)を読んでブクマするかどうかを決めるしかない。
一般のはてなユーザーは低レベルな増田記事に「またこれか」と思っているかもしれない。それはまったくその通りで、はてなブックマークに上がる増田記事というのは、暇人たちの趣味によって選別されているからどうしても似通ってしまうのだ。
かまってちゃん増田は暇人がブクマするようにますます低レベルの記事を書き、暇人は釣られてブックマークし、はてなブックマークは低レベルな増田で溢れかえる。
星をみて 低きに流れる 増田かな
1回すごいバズッたから今は気ままに書いてます
パンティー
1ブクマつける暇人と新着見る暇人は少し傾向が異なる気がする