2018-03-12

昔の同僚でやたら容姿にこだわるのがいた。

なぜか男女を問わず、人の容姿に点数を付けたがるのである意味面白かった。自称「俺の顔は120点」だったが、本当にそんなイケメンだったら芸能界からスカウトされるだろうと思うんだが。決して不細工ではなかったけど、その人の顔が好みだったら80~90点、そうでなければ60~70点というところだろうか。私がその人の顔を「60~80点の間」と採点したところ、すごく不満そうな顔をされた。ちなみに横でその話を聞いていた人にも確認したけど、私の付けた点数は妥当なところらしかった。

当然その評価職場女性陣にも向けられ、わりと美人と評判だった人に対しても「横顔はキレイだけど、正面から見ると意地悪そう」などと言ってのけ、あまり高望みさ加減に皆の失笑をかっていた。うちの会社は顔で採用しているわけじゃないから、社内だったら美男美女で通る人でも、芸能人とかモデルとかの本職と勝負すれば負ける確率が高いのに、何を考えていたんだか。

自称75点の同僚に「顔よりしゃべりの方が重要ですよ。本当に顔が120点でも飲み会とかで会話がはずまなかったら意味ないじゃないですか」と論破されていたが、本人はまったく気にせず持論を貫いていた。この間久しぶりに研修で会ったら、だいぶ太っていて、左手の薬指には特に指輪とかはまっていなかった。独身かどうか確認しなかったけど、たぶん昔のままなんだろうなという気がした。この話に特にオチはないけど、ふと思い出して面白かったので書いてみた。

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