今後ずっと残るけど時間がない中。
最終的に選んだ写真は、親戚にも好評だったので良し。
背景は塗りつぶさずに写真の景色をそのまま生かした。異例だが綺麗だったからだ。
元々、プリクラも好きじゃないぐらい、自分の写真が好きじゃない。
そもそも人間が被写体の写真にそれまで興味がなかった。自分だろうが他人だろうが。
いい景色の写真は好きだが、人間が写るのって生々しい気がしていた。
自撮りなんてしないタイプだが、いい料理の写真なんかはたまに撮る。
だいたいよく考えたら、遺影に使うような写真って、きれいなのを選ぶから他人に撮ってもらったやつを探す。
亡くなった時と離れすぎた年齢の写真じゃ、なんか違う気がする。
人間、いつ死ぬかわからないんだから、用意はしておいた方がいいかも。
このままだと一番年齢が近い免許の写真か、大目に見ても履歴書の写真が遺影になる。
死んだあとのことなんぞ気にしなくていいんだろうが、ちょっとこれでは人生しょぼい気がしてきた。
今後、人が亡くなったときは、スマホやデジカメのデータを起こして、写真を選ばれたりするんだろうか。
生きてるうちにいい写真を残しておくのも、家族への親切かもしれない。
あと、自分のための自分の写真を残しておこうと思った。別に人になんか見せなくても、アルバム充実させたい。
楽しい思い出を増やしたい。