過去、人類がもう居ないという事は、
上層部のアンドロイドだけでなく、
一般のアンドロイドにも密かに広まっており、
その事で、戦意の著しい低下があったようです。
→ 何のために戦っているのか…。
そこで、人類の存在を
アンドロイドたちにとっての信仰の神とするために、
ヨルハ計画が実行されてしまいました。
→ この時の話は『人形達ノ記憶』にて…。
ヨルハ計画を作ってまで戦意高揚をした、というよりも、
ヨルハ計画を立案せざるを得ない状態まで、
アンドロイド軍の士気は落ちていたようです。
機械生命体を倒すことは、
アンドロイド達にとっての利益というよりも、
自我データに組み込まれたプログラムであり、
当人たちとっては存在意義でもあります。
合理的に考えれば、無益にも見えますが、
単に利益がないからといってやらない、のではなく、
無益でもやってしまう。
人間でも同じような事ないですか?
大団円もフィクションだから創り得ることで、
現実世界は…。
そんな作者の皮肉が反映されているのかも知れません。
Permalink | 記事への反応(0) | 17:49
ツイートシェア