自逆風自慢、というのはたぶん、「謙遜してる」つもりなのかもしれません。
読んで字のごとく愚かな妻だけれど、これは自分の伴侶=奥さんとなった人を本気で貶めているわけではありません。
婚姻した時点で、夫婦や親子は身内なので、身内は他人に話すとき、下げて話すのが良しとされています。
たとえば、社外からの電話で、自分の上司あてだったとします。その場合は「○○は席を外しております」などと言います。
上司でも自社の人間については、役付きも敬称をつけない。それと同じ感覚です。
「外に対して内をへりくだる」と表記されている小町があったのでリンクしますね。
http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2016/0621/766839.htm
ですので、もう結婚して籍を入れたカップルは、自分のパートナーについて、この「身内=へりくだる表現」をします。
お子が生まれたら、どんなに内心天使と思っていても、夜泣きが大変ですよーとか言われたりするでしょう。
出来がいい子供でも、近所の方の前で褒めてくれず、むしろ良くないかのように言われるのは、「身内=へりくだる表現」です。
それはそんな事思ってもいないのですが、過剰な謙遜が、良しとされる不思議な因習ではあります。
幼少時にそういう表現をされて、自分は親の期待に応えていないなどと思うのは、実は違う場合もあります。
話を戻しますと、愚痴のように思える言葉も、ただの「身内=へりくだる表現」であり、
まぁ幸せぶりを見せつけるのも上品じゃないので、嫉妬されないようにという気持ちもあるのかもしれないですが、
愚痴に思えるような内容の話も、真に受けないでもいいかもしれません。
本当に愚痴&不満があるなら暗い表情でしょうし、そのあたりは個々の見極めかなぁ。
はてな的には例によって例の如く、自分のコピーを再生産したくないとかそんな理由で高齢独身な増田ですが。 知人はまあまあの割合で結婚したり子供出来たり二人目や三人目が出来た...
自逆風自慢、というのはたぶん、「謙遜してる」つもりなのかもしれません。 日本では、奥さんの事を、愚妻とまでいったりします。 読んで字のごとく愚かな妻だけれど、これは自分...