2017-12-11

女子大生翻弄されたおじさん(30)

30歳になって女子大生に恋をして、やんわりと思いを伝え、そしてやんわりとフラれた。

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きっかけは私からだった。

その彼女とは、通勤途中によくすれ違っていた。

すれ違う時、いつ見てもかわいく、愛嬌にあふれていた。

私はアラサーで、周りが結婚SNSで報告し始めるようになった。

それが影響したのかどうかははっきりしないが、本格的に結婚相手を探したいと思うようになっていた。

その彼女はとてもいい子に見えた。しゃべったこともなかったけど、なぜか確信していた。

もし付き合えたら、もし結婚できたら、きっといい奥さんになるんじゃないかと。

それである日、私は声をかけて連絡先を渡した。

周りから見られるし、とても緊張した。なんて言って話しかたかもまったく覚えていない。確実に挙動不審でどもっていた。

それでも彼女笑顔で「いいですよ」と言ってくれた。

しばらくして、ラインがきた。めちゃくちゃうしかった。

でも彼女が「女子大生」だとは思わなかった。10歳近く離れた女性だった。

ちゃんとコミュニケーションできるかどうか不安だったが、思いのほかラインは弾み、とんとん拍子でご飯にいく約束をした。

その当日のことはあまり覚えていない。ジェネレーションギャップは否めなかったが、そこそこ楽しく会話できた。

その後もラインを重ねた。

こころもお互い徐々に開いて、容姿性格を褒めあったりした。

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二回目のご飯に行った。

例によってアルコールのせいであまり記憶がないが楽しかたことだけは覚えている。

2時間ほど飲んで店を出た。そして別れ際で微妙空気になった。

私の経験上、付き合う前の両想いのそれだった。

から別れた後すぐにラインで、間接的に「異性として気になる」ことを伝えてみた。

そしたら「迷惑かけてごめんなさい」と返事が来た。

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