見たときに興奮したり泣きそうになったり感動したりっていう“心の動き”は大してなかったくせに、“それを評価してるオレ”を誰かに見てほしいやつらのすごく大げさな物言いばかりがネット空間を流れ、それがさらに“流れに素早く乗れてるオレ”を誰かに見てほしいヤツらを呼び寄せることでまったく中身を伴わないどうでもいい情報の渦が巻き起こる。ネタにしやすいもの、自分のセンスをアピりやすいものばかりが話題になる。
本当の本当の本心を正直に言えば実際はそこまで言うほどでもない、大したことのない作品であることはわかっていながら、“自分をアピる”という麻薬にとりつかれたやつらによってどうでもいいコンテンツばかりが話題になる。
そうこうしているうちに、何度もそのネタに繰り返し繰り返し触れることで催眠状態に陥り自分は本当にその作品が好きなのだと錯覚しだし、やがて本当はそこまで心動いていないにも関わらず“その作品を愛してやまないオレ”を演じることがやめられなくなる。自己顕示のために「あの作品が好きだ」と言い、“オレの人間性”をアピールするのに程よい作品名を飛ばし見でストックする。中身なんか見ちゃいない。
オタクは“演じたがり”がとても多いし、演じたいやつがオタクになるのかすべてがわざとらしくて嘘くさい。
そうやって起こるバズがオタク界隈には本当に多いからオタクの間で人気のあるものは信用できないし、俺が信用するオタクコンテンツ中毒の友人がマニアでありながらオタクに見えないのはそういう嘘くさい演技を一切しない人間だからだと思うm
ニコニコ動画って初期の思想(というかひろゆきの考えとか)はそういうの狙ってやるのがおもしろいって発想だったと思うんだよね。 誰もが表現の自由を手に入れて、好き勝手やるんだ...
その文章見てからに、確信を持っていうけど、 それは単にネットがSNSに染まりゆく過程にある中で お前の視野が狭いまま、一ミリも広がらなかったからだと思うよ。 どこに行ってもつ...