目が見えない人がホームから落ちて亡くなった事件以降、駅で「目の不自由なお客様には声がけを」的なアナウンスを聞くようになった。
一方ベビーカーの子連れに対しては「ベビーカーは周りお客様の迷惑にならないよう~」的なアナウンスが流れる。いやいや、むしろベビーカーの周りのお客様こそがベビーカーに配慮すべきだろ。電車の混雑状況に関わらず、海外ではそれが当たり前。
鉄道会社は、ベビーカーや子連れに対しても、障碍者と同じように「周りが配慮して」と周知すべきだ。小さい子どもはコントロール不可能という意味で身体的弱者に近い。親のしつけで何とかなるだろうと思ってる非子育て層も多いだろうけど、ムリなときはムリ(分断するなと言われるかもしれないけど小さい子どもはコントロール不可ってことをわかってないから子無しは~って言われるんだよ)。
今の日本では「障碍者(=身体的弱者)が電車に乗るのは迷惑だ」と言う人はモラルがヤバいと思われるだろうけど、子連れに文句言う人も同じくらいアレな人である。
「ベビーハラスメント」とかドヤ顔で命名して記事を書くのは、親の態度がどうあろうと「障碍者が外に出るのはハラスメント」とか書くくらい恥ずかしいことなのである。