2017-07-23

テセウスの船:追記

テセウスの船、と言うパラドックスがある。

説明するのは面倒なのでWikipediaから引用する。

テセウスアテネ若者と共に(クレタ島から)帰還した船には30本の櫂があり、アテネの人々はこれをファレロンのデメトリウスの時代にも保存していた。このため、朽ちた木材は徐々に新たな木材に置き換えられていき、論理的問題から哲学者らにとって恰好議論の的となった。すなわち、ある者はその船はもはや同じものとは言えないとし、別の者はまだ同じものだと主張したのである

で、人間細胞新陳代謝によって入れ替わっていくわけですよ。

細胞寿命は1〜6年らしいので、7年もすれば全身の細胞が入れ替わることになる。

はたして7年前の自分と、今の自分は同じなんだろうか。

 

追記

「同じ」の定義って何よ。

それも含めて考えてみよう、的な。

 

以下自分なりの考察

社会的には同一人物であることは証明できるだろう。戸籍謄本とか免許証とか。

背乗りなんてこともある

記憶連続しているか過去自分現在自分が同じである、と言うことはできる。人格とは記憶である、と言う考え方。

→では記憶喪失になったら違う人になってしまうのか?

細胞は入れ替わってもDNAが同じだから生物学的には同じ。

→では双子は?クローンは?

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