2017-06-04

父の癌

一昨日の夜、22時09分、父は他界しました。最期呼吸不全でした。苦しかっただろうに。

それは私に取っては唐突だった。

4月に父と義理の兄と三人でゴルフを行く約束をしていた朝、急に父から行くのが難しいと言われた。

胃が痛くて、眠れなかった。地元病院胃潰瘍と診断されていた。

その日は残念ながら、義理の兄と二人でいくことにした。

そして4月後半。仕事鎌倉に行っていると、母から電話がなった。

父が貧血気味で、急遽、大学病院に運ばれたとのこと。しか最初内視鏡で癌があると言われたらしい。

とは言え、父は71歳。癌が見つかることぐらいありうる。癌は昔と違って治る病気だ。

とりあえず、貧血もあって父は入院することになった。

そして数日後。急遽、主治医先生家族だけ呼ばれた。ちなみに主治医先生は30歳の背の高いイケメン

まずはCTの結果を見せられ、癌の状態説明される。癌は胃から十二指腸に向かっているそうだ。胃の出口を幽門と言うのだが、そこが癌のせいで固くなり、食べ物が腸に流れない。そして出血がひどい。

しか肝臓転移が見られる。つまりステージ4。余命は半年と告げられた。

この時、初めて人生で気絶した。父の癌を宣告され、あまりにショックだった。一緒にいた母と姉に聞いたところ、1分半ぐらいの気絶だったそうだ。

ちなみに主治医先生は、本当に丁寧に説明してくれた。ショックを最小限にしようという配慮は、とても感じられた。

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