会社がフリーアドレス制度に踏み切った。
・気分を一新したい
・プロジェクトが複数で動いているから、固定席はかえって非効率的
・固定席にすると机が汚くなる
・学生へのアピール
などなどの理由からだ。
で、わたしは最初から「内線どーすんの?問題」を言い続けていた。
信じられないことに、内線電話代わりのPHSを支給しているわけでもないので、
代表や、他部署宛にかかってくる電話の転送が面倒になった。
その結果、おおむね増田さんは5Fの内線○○○の席付近に座るといった、
先祖がえりというか、むしろ非効率的な現象が起こった。
それに怒り狂った経営幹部が出した結論は、
「同じ席および2席となりまでは連続して座ってはいけない」
というお達しだった。
しばらくは混乱を極め、
「ルールに従うと座る席がない」社員も出てきた。
そしてわたしたちは誰かともなく、毎日3席とばして着席することにした。
内線番号も「本日の内線番号」を登録する社内のサイトがいつの間にかできていた。
「まるで回転寿司やな」
ある幹部は、席が毎日変わる様子を見ていたく満足していた。
「寿司だけにうまいこと言いますね」
とタコみたいな先輩がおべっかを使っていた。
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