2017-04-04

リア充になるのを諦めた日

中学の頃はオタクだった。

毎週月曜日はみんなでジャンプの回し読みして感想を言う毎日だった。

高校の頃もオタクだった。

高校中途半端進学校だったこともありオタクがいなかったので、「このままだと友達ができない」と危機感を覚えリア充集団の中でキョロ充して頑張ってみたが、危うく不登校になるくらい疲れ果てた。

なんせ、楽しむポイントが全く合わないからつまらないのだ。

結局無理は続かず、同じようにキョロ充で疲れ果てていた授業が終わったら別の高校に進学した中学時代の友人たちと合流してマンガの話したりコミケ原稿やったりしていた。

大学の頃、流石にこれはまずいと思った。

このままだと本当に中学時代友達しか仲良くできないと。

で、無理してリア充に合わせるキョロ充ライフをやってみたが夏休みまでしか保たなかった。

もう、これは無理だと悟った。

だいたいリア充になって何が楽しいのかと。

楽しいと思わないものに対して楽しんでいる風を装って付き合うとか時間と体力と精神力無駄ではないかと。

夏休みの間にまた中学時代の友人たちと会って、たまにこの友人たちにあえればもういいやとなってしまった。

社会人になり、遊ぶ相手はこの中学時代の友人と彼氏(今の旦那)だけになり、

入社リア充同期の集いのようなものにたまーにこえかけされたが、過去の失敗からもう行かなくなった。

リア充にはなれないのに、

リア充になろうとして、

無理に我慢して、

何も得るものもない時間はもうまっぴらゴメンだ。

仕事帰りに一人で夕飯食べたり買い物したり、そういう一人の時間が結局楽しいんだ。

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