2017-03-28

就活人生の「がんばり」

ESを書けば書くほど自分人生が嫌になってくる。

企業が悪いわけじゃないんだと思う。

たくさんいる志望者の中から選ばなければいけないから、差別化するためにより情報がほしいのはおかしいことじゃない。

相手が悪くないのがわかるから、やっぱり自分問題がある。

何も頑張ってないんだよね。多分それが一番私の、コンプレックスだ。

貧乏だったけど、頭を使うのは楽しかたか勉強はそれなりにできたし、手先が器用だから絵を描くのも楽しくてそれが趣味だった。

でも就活で求められる頑張りっていうのは、困難に直面してそれを解決する能力だ。

大した困難に直面してないんだ。大問題だ。私が頑張りだと思ってきたことは、ただそれを「やってきただけ」だ。

私って天才からなんでもそこそこできちゃって困るな~~!とか言ってごまかしたかったけど。

甘い人生送ってきたねって誰かが言うと思う。私も、大いにそう思う。

でも、私が困難に直面していないのは、単に困難が降り掛からなかったラッキーなのだろうか?

違うと思う。単純に、私がリスクを避けて生きてきたからだ。

ダメなんだろうな。ダメだと思う。社会に求められてる若者は元気いっぱいに失敗を恐れずにフレッシュな風を吹かすべきだ。

私は社会に出て、安定した生活基盤を持って、親に迷惑がかからない状態になって、そしたらたくさんやってみたいことがあったよ。

大した自分の稼ぎもなく、時間もなくて、そんなときに失敗なんてしたくなかったけど、ダメだったんだなあ。

学生時代の頑張りなんて大仰なことじゃなくて良いって言ってくれる人もいる。

でも私は、困難に直面せずに「やってきただけ」のことの方が、たくさん成功したしたくさん楽しいことがあった。

頑張らなかったなぁ。何も頑張らなかった。

なんかもっとこう、趣味炎上とかしとけばよかったな。炎上の火消しとかして、うん、それなら頑張りっぽい。

ESで嘘付ける人材なら良かったんだろうけど。

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