2017-02-10

生活保護不正受給の一例

本当は「実態」と書きたかったけど、さすがに一件だけなので。

とある老人で、一時ホームレスの人がいたのだけど、その人が怪我をしたことをきっかけに生活保護を受けることに。

で、役所(東京23区)から受けたのだけど、おそらく10万程度の支給で、次に指定された寮に入ることに。ところが、ここが固定費で8万くらいとるところで、おまけに門限も午後6時だとか。普通に肉体労働などできません。介護だって、制約きつすぎ。

そこで、近くの知人のお店の周辺を週一で掃除をすることに。一回につき二千円程度。月に1万円になるかならないか。手渡しだったので、ケースワーカーには言わないでいた。そしたら、性格の悪い誰かが(あーあいつだろうな、と思う人はいた)、役所に通告をしたらしくて、どこかの時点でケースワーカーが知っていたらしい。

はい不正受給(収入の無申告)一件あがり。どこかでカウントされているんじゃないかと思う。

その前後も、その老人がパチンコをしていたというので、聞いてみたら「1円パチンコで暇を潰していただけ」だとか。


これがみんなの大好きな不正受給の一例です。

一部の連中が不正パチンコだとぎゃーぎゃー騒ぐおかげで、ゆがんだ奴がちくりあうような世界が出来上がっている。

当人に関しては、制約が強すぎて生活が厳しいままだし、わざわざ減らされぐらいなら、と生活保護受給者収入申告に関するインセンティブが働かない。いつまでもごく小さな不正受給」が一人歩き続ける状態

当事者を脇においたまま、いびつ生活保護政策が続いている。小田原だけじゃない。

みんな、こんな世界望んでいたんだっけ?

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