最近、クラスに転校してきた留学生の女の子のためだけに外国語を必死に勉強したいなってよく考える。
自分のクラスにカタコトの日本語をギリギリ話せる留学生の女の子(超美少女)が転校してくるんだけど、
日本語が覚束ない上生来人見知り彼女は慣れない日本での生活に強いホームシックに陥ってしまう。
そんな彼女に一目惚れしてしまった僕は彼女のためだけに外国語を勉強することを決心する。(英語だとただの勉強熱心な男の子になってしまう恐れがあるためロシア語とかドイツ語辺りっていうのがミソ)
ある程度言語を習得した僕は彼女に「俺、昔から○○語得意なんだよね。」と言って、彼女がコミュニケーションで困っていると軽い通訳役を仰せつかったり、
彼女が一人でいると冗談を言って話しかけ、なるべく周りにも声をかけたりして彼女が楽しい学園生活を送れるようにいろいろと努めていく。
そんな僕の努力の甲斐もあって、彼女は次第にクラスのみんなにも「心を開いていき、いつしか抱えていたホームシックもなくなっていく。
「日本にいて○○語を話せても大して役になんて立たないのに、あなたって変な人ね。」
みたいなことを言ってくるんだけど、
ある日彼女はふとした拍子で「僕が昔から○○語が得意」ということが真っ赤な嘘で、僕が今までやってきた気遣いは全て付け焼き刃な努力で彼女のためにいつも必死にやっていたことだということを知ってしまう。
(ふとした拍子というのは『0から始める○○語入門』的な本を彼女が転校してきた直後に買っていたというのが妹や友人の発言からバレてしまうといった、こちらからは全くひけらかさない、むしろ今まで隠していたということが際立つ展開がベスト)
もしも部に入部したらいいと思うよ