2016-08-28

http://anond.hatelabo.jp/20160826202909

ディレクター陣は男性デザイナー陣は女性だけ


いま広告制作会社はそういうところが多いよ。

多分どこに行っても若いデザイナー女性の方が多いと思う。

一生の仕事は何かと合理的に考えると、

グラフィックデザインに進む男性は少ないんだろう。

あんまり男が女がといいたくはないのだけど、そこのところ、

好きなこと、興味があるところに正直に突き進む女性と、

一応一生稼ぐことを考えないといけない男性の差があるのだと思う。

そうじゃないと説明できないくらい、若い人に男性がいないから。


さて、そういうわけで、

あなたは貴重な男性グラフィックデザイナーだ。

大仰な看板を求めなければ、働き口はそんなに苦労せずとも見つかると思う。

この業界伝統的にブラック業界だ。

から、「体力がある」というそれだけで、女性より本当はアドバンテージがある。

二日の徹夜があれば、体力の差は歴然。

二日の徹夜を当然と思うのが業界の闇だけど、

それをどうにかしようとしている人は多いけど、

事実としてそれは日常茶飯事で、それでないと飯は食えないので、

そして「ディレクター陣は男性」でもあるので、

やはりそれに付いて来れる体力のある人は必要だ。


まりちょっと安売りする気になれば売り放題だ。

そこで是非、ひとまず安売りでもなんでもして、

積める経験を積んでほしい。積み重ねてほしい。

ライバルは、美大に通わせてもらえるようなお嬢様たちばかりだ。

そりゃ中にはそういう浮き世を知らないことが生む才能もあるけど、

そんな一握りの人たちは放っておけばいい。

私が知る専門学校出身の人たちは、

学歴で言えば適わないような底からそれでもやるんだとやってきた人たちで、

技術を積み重ねた人間の信頼感がある。肥やしてきた引き出しが違う。

そういう人を目指してほしい。


業界あなたを求めている。

それを信じて、それに応えるべく積めるものを積んで、

是非「グラフィックデザイナー」として歩んでほしい。

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