例の件、アウティングをした人が叩かれてるけども、彼の苦悩や恐怖は十分理解できる。
そもそもノンケ専がゲイであることを周囲に隠してノンケにアプローチするというのが、卑怯なわけだよね。
だって世の中、異性と同性ってのは各所で扱いが違うけども、それはやっぱり性愛があるからでしょ。
例えばさ、ゼミだったらゼミ旅行とかあるけど、ノンケ専のゲイと同室になったらどうする?って話だよ。
これが異性同士だったら、大規模な雑魚寝みたいなのは別にして、同室にならないような配慮がされる
わけだけど、性癖を隠してるゲイは単なる同性扱いになっちゃうわけでしょ。困るよね。
風呂もさあ、どうする?「皆で入るか!」って流れになっちゃったら。自分のことが好きなゲイがいるのにさ。
ゲイ専のゲイだったら、まあ同性が好きでも関係ないみたいなところはあるけど、ノンケであることが
で、そういう場面は至るところにあるでしょ。「食事に行こうぜ!」って言われたとして、ただのゼミ仲間と
自分の事が好きなノンケ専のゲイでは違うでしょ。前者はただの人付き合いで、後者はデートのお誘いでしょ。
でも、アプローチをかけられてる人にしか、その違いがわからないんだよ。ゲイがゲイを隠してるから。
ターゲットにされた側はもうアウティングしかないんだよ。アウティングでしか逃れられない。
例の件で「なぜ不特定多数にばらしたんだ!」と怒ってる人がいたけど、不特定多数なんかにばらしてないよね。
彼はTwitterやFacebookでアウティングしたんじゃないよ。ゼミのグループラインという極めてクローズドな
場でばらしただけ。そこがアプローチの主戦場だったんでしょ。だからこそ、そこでアウティングする必要があった。
他人に面白おかしく吹聴するだけなら、適当に個人情報をぼかしてネットにでも書けばいいだけなんだけど、
ノンケ専にターゲットにされてる彼はそれじゃあ救われないわけよ。
まずこの文章読む前に前提知識として 真夏の夜の淫夢→(http://dic.nicovideo.jp/a/%E7%9C%9F%E5%A4%8F%E3%81%AE%E5%A4%9C%E3%81%AE%E6%B7%AB%E5%A4%A2) ネットでよくある、B級ネタの一つ。確かに妙な魅力が...