会社の上層部が、法律なんてものはうまいこと解釈して回避したらいいじゃん、みたいな姿勢で、
グレーなんだかホワイトなんだか真っ黒なんだかよくわかんない手法で社員旅行を豪華にしようとしている。
どうも福利厚生と、景気がよかった頃の名残で久々に豪華な旅行行きたい気持ちと、節税とを考えて会社も従業員もWin-Winだぜ!みたいに思ってるっぽいけど、
普段からよく言ってる「完全週休二日制とは書いてるけど、土曜日は別に法律上は休日じゃないんだからお前らもっと自主的に出社しろ」
っていうのと根っこが一緒な感じがしてとてもゾワゾワする。
最近だと、今まで有給とは別に夏休みとか年末年始の休暇があったけど、有給5日くらい取得させなきゃいけないルールになったから、
その辺の休みを有給取得日ってことにします、もちろん追加の休暇はありませんって急に変わって、実質休みが8日くらい減ったりとか。
まだかなり恵まれてる環境だし、贅沢な愚痴なのはわかってるんだけど、
「ブラック企業にしたくない」って言いながら社則変わる度にちょっとずつ会社に有利な方向に変えられていくのを見ていると、
何かあれば平気で今のところ違法とは言い切れないが……ぐらいのことを要求してくる(そして選択の余地はきっと実質ない)んだろうなっていう不信感があって大変モヤモヤする。
まあ、きっと大体どこに行ってもこんなもんか、もっとひどいんだろうなーって思うんだけど、実際はどうなんだろうなあ。