白鵬の変化についてニュースがかしましいものの、相撲ファンではない自分がなんか言ってもトンチンカンになるよなあ、と思っていたのだが、そのトンチンカンになりそうな理由がちょっと分かった。
自分は横綱が変化すべきでない不文律って「フェアネス」の問題だと思っていて。
格上が手段を選ばず闘えば、格下は勝つのが益々難しくなるので、すべきでない、という話なのかと捉えていたが。
でも今回は相手も横綱であって、その「フェアネス」でいったら、同格なら何でもあり、縛りなしの真剣勝負じゃんかと。
で、そうなってくると、次の言葉が、「負けた方こそ、真剣勝負でなんで相手が手段を選んでくるなんて思ってるんだよ、それ、甘えてない?」ってなるんだよね。
「相手も、やっと真剣勝負ができる相手がきたと思って、すべての手段でお前を倒すぞで来てんじゃん」と。
でも、違うんだね、「らしさ」の問題なんだね。
横綱になるには強さの基準としての勝ち星だけじゃなく、「品格」って基準があって、要するにこれが「らしさ」で、
要するに横綱は「最強の称号」という「チャンピオン」ではなく、
勝負の場も、2人の世界だけじゃなく、「らしさ」を憧れの目で見てる第三者がいるんだね。
で、「会長は会長らしくせんかい」という話と、「え、フェアネスの話してたんじゃなかったの?」みたいな噛み合わなさが自分の中であったから、よくわかんなかったんだなぁ、と。
「会長は会長らしくせんかい」みたいな話って、不文律だの背中を見せるだので、外国から日本に連れてきた人に通じる?
「土俵を降りた後の振る舞いも見られてるぞ」みたいのは、海外のスポーツなんかでもキャプテンクラスには言われるんで、通じるかなって思うけど、それが土俵の上での戦術の選択にまでかかわって来るとなると、すげえ独特だなって思うし。
人間、喋っても伝わらんものを、「言わなくてもわかれ」みたいな話に見えて、それはそれで理不尽じゃねーの?とも。
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