2016-02-17

中学バスケ部だった

なんの変哲もない地方公立校たまたまミニバスケット経験者に上手い子が多かったからか、顧問教師が張り切った。

毎日朝練放課後練。夏休み毎日練習。休みお盆の1日と年末年始の2日だけ。1月2日から練習だった。今振り返ると頭がおかしいとしか思えない。

私の学年の部員20人くらいいたが練習を休む人はほとんどいなかったように思う。休むと陰口を叩かれた。

バスケットは5人でやるスポーツだ。ベンチには15人が入れた。バスケ野球サッカーと違って何回でも交代出来るし、一度ベンチに下がっても再び交代してプレイすることが出来る。バスケは走りっぱなしのスポーツだ。ものすごく疲れる。

でもうちのチームは6人目のプレイヤーが育たなかった。顧問も育てようとしていたが途中で諦めたように思う。もともと一番上手い5人がスタメンなのだ。それに劣る6人目が、試合経験スタメンより少ないのに突然交代してスタメンと同じように活躍するのは難しい。

土日は毎週のように練習試合を行い、1日2試合から3試合全てにスタメンけが出場した。

チームの最終的な結果は県大会1回戦敗退。

スタメンは体力的にも精神的にも本当にきつかったと思う。1人は途中で疲労骨折をして一時離脱した。

スタメン以外はあれだけの時間を費やしながらほとんど試合経験もないまま引退した。

もっと違った部活のあり方があったのではないかと今にして思う。

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