2015-11-12

スターウォーズ新作の特別料金の話題を見て、映画料金の高さが界隈によろしくないのではという話があったのをふと思い出した。

そういえばと思ったので書いておく。

小学生とき

映画館小学校の学区外にしかなく、そこには本人たちだけで遊びに行けなかったと記憶している。

中学生とき

学区外ではあったけど、本人たちだけで遊びに行けた。

交通手段バス。当時片道500円を超えていた。往復したら当然1000円を超える。映画料金が多分1000円だったと思う。

映画交通費だけで2000円以上。

いくら「うちは貧乏なんだから」とそれ以前から言われていた家でも、「映画見に行きたいからお金ください」と親に頼めば工面してくれたかもしれない。でもそういう発想は私にはなかった。

高校生とき

高校の周りにそういう施設は何もなかった。工場と畑があった。(他県出身の知り合いのお姉さんが、たまたまその高校の最寄り駅を通ったとき「この高校の人たちって、どこで遊ぶんだろうね」と言ったらしい。)

最寄の映画館中学生ときと変わらない。交通費は変わらない。映画料金は上がる。

行くだけで3000円近い出費になる。

私はドラえもん映画館で観たことがない。

小学生中学生映画を観る文化というか、素地ができていないのだと思う。

もちろんそれだけじゃない。映画館に一緒に行ってくれるような友達がいなかったとか、私自身がひねくれていたとか、そういうのもある。

でも確かに高いなと思ってしまう。正直なところ社会人になった今でも思う。

以前はてな地方と都会の教育機会に関する日記を見たけれど(ただ、あの記事本質教育機会に限った話ではないと思っている)、学校現場としての教育機会だけじゃない、そういう差異もあるんだなと思う。

  • そもそも、小学生だけで映画に行くという発想が無かった。 現代なんて尚更・むしろ都会の裕福な家庭ほど「そんな危険な事をやらせるわけがない」んじゃないかな。

  • 小学校の時は体験学習みたいなので学年全員で映画館へ行ったような気がする。 何を見たかは覚えてない。 中学校の時は体育館で上映会をやってた気もする。 何を見たかは覚えてない...

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