英文の私訳をちょこちょこすることがあって、違和感もたれないようにするにはどうすればよいかググって理解した内容を自分のメモとしてまとめてみる。
The heat | 力点 |
killed | 支点 |
many people | 作用点 |
と考えると分かりやすい。
つまり、「kill」という動作が「The heat」から発せられて「many people」が受け取ったということになる。
前は | 生きている状態 |
今は | 死んでいる状態 |
と変わったので、その状態変化を意味する「亡くなる」を遣う。
この後は
という形で文に足していけばよい。
次の例文に違和感を持たれるだろうか。私は覚える。
―――郵便局の窓口にて 局員:いらっしゃいませ 客:すみません、5枚の桜のマークの切手を下さい
数量詞の遊離とはふつう動詞を修飾するべき数量詞が別のところを修飾してしまう現象だ。上の例文だと「桜のマークの切手を5枚下さい」となるのが自然で、その場合は「下さい」を修飾することになる。
「すみません、5枚、桜のマークの切手を下さい」と言うこともできるが、これも同じく「下さい」を修飾している。遊離先の場所が変わっただけだ。
冒頭の例文も郵便局の例文と同じように考えることができる。「たくさんの人が亡くなった」と表現することもできるが、上記の遊離がされていないからどことなく翻訳調になってしまう。「亡くなった」を修飾するようにして、「人がたくさん亡くなった」とすれば自然な文章が出来上がる。
数量詞遊離はロジック面で不自然な文から自然な文に変える働きがある。
それ以上に重要なのがスルに着目するのかナルに着目するのかという考え方の違いだ。無生物主語の文に違和感を強烈に覚えるのもこうした考え方の違いなんだろう。この違いを覚えていると、英語の読み書きが楽になるんじゃないかと思う。
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