「デマを作る人の特徴」ではなく、図らずもそれを拡散するお手伝いをしてしまう人の特徴を列挙してみた。いつも拡散する人は固定されており、彼らには以下のうちいくつかが当てはまるように思う。
トレンドに出るくらいだから/こんなにもRTされてるんだから本当の情報だろう、と無意識に思っている。
例えば、自分には当てはまらない層を弱者として叩いている話題や、嫌いな人物・会社のネガティブな話題を好んでRTする。デマにはある程度法則があり、溜飲をさげるような話はデマの確率が高いのだが、胸がスッとする魅力に負けてしまう。
デマツイートは目にはいるが、それはデマの可能性があるのでは、という指摘ツイートや、デマにひっかかった本人によるデマでしたツイートは目に入らない。たとえ一個上にあっても。
自省アピールツイートをわざわざするが、かといって次回以降デマにひっかからなくなるわけではない。ギャンブル中毒者も、大きく負けると滅茶苦茶反省し、「次は慎重にやろう」「もうしばらくはやらない」と強く誓うが、それは逆にギャンブル中毒を強くする。
デマだとわかったら、これ以上くだらない情報が拡まらないようRTを取り消す、という事を彼らはしない。
自分がデマを拡めているという自覚はなく、「私はデマに騙された被害者」「悪いのはデマを作り出したアカウント」だと思っているから。
先記の反省ツイートとセットにし、「自戒の意味を込めて消さない(キリッ)」と言う人もいるが、その自己満足の間にもデマツイートは「指摘ツイートを見ない」人達により拡散されていく。
デマにひっかかってシャドーボクシングをしていた恥ずかしさを隠すためか、それまでのデマツイートについての言及はパッタリ止むが、デマでしたとも言わないし、反省ツイートもしない。RT取り消しもしない。他愛のない話題に変えて自分のツイートを流している。自己防衛本能かもしれない。
普段それなりに交流していたし何か投げれば返ってくる感じのフォロワーがデマをRTしており上記のような反応を見せていたので、それデマじゃないですか? とリプライしてみたところ、完全に無視されてしまった、ということが、一人だけでなく、何人かあった。