2015-06-12

真夜中にする料理の話

仕事がただでさえ忙しいのに不勉強な他部署の人の斜め上の質問にまで回答を要求され気付けば10時半。今日もまた電話しなきゃいけない顧客と話ができなかったな、となんとか帰って11時半。お腹すいた。

冷凍庫にしらすが凍っていたからうむむと考えパスタを茹でた。オリーブオイルにんにく唐辛子を入れてじっくり風味をつける。凍っていたしらすを入れて炒めるときれいなきつね色になっていく。

ちょうどいい頃合いでパスタが茹で上がる。これまた凍っていた大葉やみょうがをぱらぱらと散らして炒める。風味づけに白だしをちょっと

ブラックペッパーをがりがりと引く。火を止めて、あおさのりのことを思い出したので水洗いして追加する。

即席の、しらすと大葉とのりのペペロンチーノ。うん、なかなか美味しい。

仕事は好きだ。達成感もある。でも、例えばこの仕事が痛切に誰かのためになってると思える瞬間ってそんなにない。それは私が事務職からではなく、例えば接客だって芸能人だって仕事である以上そんなもんかもしれない。

今日、私はごはんを作って私を幸せしました。もうちょい野菜をとか、11時過ぎてそのメニューは太るぞとか色々あるかもしれないけど。でも料理ができるってことは少なくともすぐ結果が出るので、食いしんぼうな私の満足にすぐさまコミットする。ビバ料理

プロでもなんでもないけれど、自分料理があって本当に良かったとときどき思う。こんな疲れ果てた日は特に料理は少なくとも私にとって、私自身を幸せにする力だ。

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