「日本政府や政治家は史実を直視し、歴史の教訓を学ぶべきだ。近隣国の国民感情を傷つけるような振る舞いをすべきではない」
「シンガポールは安倍首相の靖国神社参拝を残念に思っている。参拝は古傷をえぐるような行為で、この地域の相互信頼の構築にマイナスとなる」
「日本が地域の平和と安定、協力のために、問題を適切に処理することを希望する」
「日本は歴史的にいろいろ経験し、振り返って正しくないこともある。(歴史を)学習して先に進むのがベストだ」
「(安倍首相の参拝は)無神経」「必要のない攻撃的な行動で、あらゆる近隣諸国の神経を逆なでした」
「数億人ものアジア諸国民に拷問や虐殺などの被害を与えたことに責任のある疑いなき戦争犯罪者を祀っている」
「(安倍首相が不戦の誓いは)残虐な戦争犯罪者の追想の中で、こうした誓いをするのは奇妙だ」
首相が中韓両国について発言しながら、旧日本軍から大きな被害を受けた東南アジア諸国に言及しなかったことも問題点に挙げて「第2次大戦を生き抜いたタイ人の多くが自国の過去の犯罪に無神経に敬意を払う安倍氏に衝撃を受けている」