ネタバレはしないと思うが、どんな映画かまったく知らん方がいいと思う人はゴメン。
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彼が率いる一党がとにかく汚い。
あれほど汚いチームを見たのは、久しぶりだった。そう言う意味で、とても価値があり、また、記憶に残る作品だった。
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その所行を思い返して、表現的に汚さで比肩しうるチームを思い返して見たが、ベルセルクの黒犬騎士団か蒼天航路で董卓の配下くらいしか思い浮かばない。
どちらも軍事組織であるのに対して、ジョーダンが率いるのは証券会社だ。
勤務時間中でもオフィスでセックス、トイレでセックス、ガラス張りのエレベータでセックス、航空機を借り切ってセックス……
当たり前で、ジョーダンの会社の立ち上げは、地元のチンピラを集めて行われている。
法の定めるラインを遙かに超え、金になる仕事に従事させるために、ジョーダンは社会のゴミに対し、金と快楽を与えて飼い慣らしている。
それでも、倫理より金に人が群がり、似たような人材があつまり、狂乱は加熱していく。
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面白かった。
登場人物達は単語を三つ発せればそのうち一つはファックだし、欲望むき出しの連中の狂態は、一度見ておくべき。
ちなみに、18禁で、過激なセックスシーンが所々挿入されている(ジョーダンのケツにもいろいろ挿入されている)が、露悪的な性描写で、えろいというよりは気持ち悪い。
ウルフオブウォールストリートってR18指定になってたはずだけど、この時期に見に来てた高校生カップルって推薦進学or高校卒業後就職先決まってる同士だったの?
さあ、どうだろ。 でも見た感じそんなカップルだった。 てか、年齢確認とかやってんの?
学生料金で入るなら通常学生証は見せなきゃいけないからそこで年齢確認してるはず。 一般料金で見たなら知らんが、学生なら学割利用しそうなもんだけどね。
フィクション作品における「F*ck」の回数、ギネス記録越えたらしいな