俺は授業中も休み時間も友達とバカ騒ぎするひょうきんタイプだった。
初めての会話がどんなだったかは覚えてないけど、いつの間にか仲良くなって、よく喋ってた。
受験が終わってから付き合い始めて、学校が別々になった夏休みに些細な喧嘩で別れてしまった。
本当にあの頃は女の子のこと何一つ察せないバカだったなあって今でも思う。
その後はずっと連絡取らず、中学のクラスメイトで集まって飯行くような時も遠くの席に座って目を合わせないようにしてた。
中学出てから3年後、高校を卒業し、俺は専門、彼女は大学へ進学した。
その年の5月、中3のクラスメイトのTwitterから彼女が俺のTwitterを見つけたらしく、フォローされた。
実は俺はその時もう彼女のアカウントがそれだって知ってた。怖くてフォローしてなかったけど。
フォローされたのがきっかけになって、いろいろ話すようになった。
俺は最初は相手の出方を伺うような話し方をしてたのに、彼女は本当に3年間一切連絡をとらないでいたとは思えないほど、フレンドリーに、接してくれた。
1ヶ月ほど、オンラインでやりとりを続けた後、また遊びに行きたいねって話になった。
ふたりとも実家から学校に通っていたので、住んでいる場所は中学の学区内で近い。
田舎なので遊ぶ場所が乏しく、結局カラオケに落ち着いた。カラオケは中学の頃よく二人で行った。
会うのは3年ぶりだったけど、本当に、3年間が嘘のように、中学時代の延長のように楽しかった。
続きはまた書く。
最終的には彼女が実は猫だった、ってオチなんだろ。知ってる知ってる〜