2013-09-28

ドラマみたいな恋と別れの後の永遠の枷

中学の時大好きな彼女がいた。

当時子供だった僕は嫉妬心が異常でだんだんウザがられた。

高校に入ると彼女心機一転し、未経験部活動に精を出し、そのために距離を置こうとなった。

まだ子供だった僕はどうしても離れたくないが為に、謎に体育館100週してみせたり、兎に角無意味な抵抗を見せたが当然彼女の決意は変わらなかった。

やがて僕が離れなければ彼女の頑張りの邪魔になると感じた僕は了解し、しかし忘れられない自分がまた邪魔をするのではないかと感じ、自分の変化のためにも新しい恋をしようとした。

当然そんな代わりの恋は真実の愛に勝てず中途半端になった。

やがて高校卒業卒業式に二年ぶりに会話を交わした公園彼女彼氏を作らずに僕を待っていてくれたことを知る。

しかしその時僕には別の恋人がいた。

それから音沙汰なく10年が過ぎ、僕はその時の恋人と一緒にいる。

今は幸せだし彼女も愛している。

でも待っていてくれた彼女の事は忘れられないし、愛している。

きっともう結婚しているだろうが、それでも変わらず愛している。

セックスしたいとか、結婚したいとかじゃなく、二度と会えないとしても愛している。

彼女の待ってくれた二年間、僕は勘違いな行動で彼女を傷つけていた。

これから死ぬまで僕は彼女を待ち続けるだろう。

決して伝わることのない愛を枷にして生き続けるだろう。

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