ちょっと長めです。
長年の仲の女友達から、「 話を聞いて欲しいと」メールが。電話で話すことに。
「サエは時々ワケのわからない事をいう。時々理解しきれなくて、不安になる、怖くなる。」と打ち明けられたそうだ。
俺氏「どんな事、サエちゃんは言ったの?」
どうやら部屋で二人っきりの時、「自分達はこの瞬間、妖精さん達みたいだね、」とか、
「やさしいクマさんだね、彼氏くんは、、!」とか…。そんな内容の事を話した様だ。
仕事も、気配りもできる女性らしい彼女がそんな一面もあるんだ、とすこし驚いた。
サエちゃん「 少しだけ、、、小さい頃のママゴトの、、、延長みたいな事をしたかっただけなのに、、、。私って変なのかなぁ、、、」
切れ長の瞳と、長いまつ毛の綺麗で、とても聡明で美人な彼女の、、、、
すすり泣く声を聞いて、、、いたたまれなくなる、、、、。
何度も相談に乗ってくれて、勇気づけてくれて、やさしい言葉を片時も送ってくれた大切なヒトだ…。
今度は俺の番だ。
俺氏「俺、耳掃除好きなんだけど、、いつももっと耳くそ取れないかなぁって思ってる。」
俺氏「だからいつも自分が小さくなって、自分の耳の穴に入って掃除する事想像するんだ。」
俺氏「もし小さくなるなら、どれ位の大きさだろう、とか」
俺氏「大きいと一度に大きいのとれるかもだけど、大き過ぎると自分に気付かれて、耳ほじられちゃう、とか」
俺氏「小さ過ぎると耳垢取れないし、耳穴の中で踏ん張られるかわからない。耳毛を掴めばいいのかな?」
俺氏「服装は?靴だと足の接地がいいかも知れないけど、大きい俺が気になるかも。」
俺氏「おきにDANNERの靴、履けなくて残念w」
俺氏「だと、裸足?滑り止めのチョークみたいなの、つけないと。。耳は繊細だから痒くならないの選ばなきゃ」
俺氏「小さい俺の服のすれる心地で痒くなるかも(大サイズ俺が)!!」
俺氏「やっぱり裸かな、、w恥ずかしいんだがww」
俺氏「耳の中の温度は、耳の壁近いから暑め?」
俺氏「大きいサイズ俺が動きだしたらどうする?」
俺氏「小さくなるサイズは、ぎりぎりまで大きいほうがいい?、、、、」
俺氏「。。。。
って、こんな事考えるよ‼
サエちゃん
( ´_ゝ`)<「いや、俺くんはおかしい。変。理解できん。彼氏くんの気持ち、わかった。ありがとう。」
彼女は、嘘の様に泣き止み、いつものクールなサエちゃんに戻り、電話を切った。
俺の励ましのお陰かは知らんが、サエちゃんは彼氏と今もうまくやっています。
よかたよかた。
( ・ω・`) =3
追伸
そう、今年で28!
この前まで高校生だったのにね。
俺君おかしい。 普通そんな能力あったら、耳掃除ごときに使わないしw