■つかれた　

人生ってこんなに生きていくのがつらいなんて思わなかった。

人と違う事をしていることに価値があると思っていた。

自分に自信が無いから、人と違う事をして差別化したかったのかな。

でも、出来上がったのは、世間一般の常識から外れた人間だ。

なかなか生きていくことが難しい。

自動車の免許が必要で、

大学在学中にバイトをして、社会経験を積み、

サークルに入りながら仲間を増やす。

恋人を作って、傷つきながらも、何かを越えていく。

人間的に厚みを増して、それで、就活をして、将来7~8百万の年収と一軒家と家族を持つ。

確かに、レールにしかれた人生のようで面白みは無いのかもしれない。

だけど、そんな面白みは、漫画や、ドラマや、小説の主人公に任せておけよ。

波乱万丈の主人公になるのは、ストレスを感じない奴か、よっぽど頭のいい奴だ。

一般人が目指すものじゃない。

人とは違う、自分は特別だと思っていた。

ところがどっこい、一般人以下になっていた。

レールを逃したら修正するのはなかなか難しい。

でも、一つ希望があるなら、まだ時分には若さがある。

まだ、主人公としてやっていきたい、人生を精いっぱいやってみたい自分がいる。

これだけを頼りに、もう少しだけ頑張って見る。

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