学位を取得しポスドクとして働いて 8 年、順調にスタートアップと若手 (B) を 2 回とり、来年度にはおそらく基盤 (A) に採用され年研究費 1000 万円を超えそうと言う状態が今年の初め。
去年からかかわっていたプロジェクトが多忙を極め、家庭もうまくいかなくなり逃げるように心療内科に行ったところ軽度のうつと診断され即研究室を 3 か月ほど休むように言われた。
同じくらい忙しい状態は今までもあった。違っていたのは自分のやりたい研究ではなかったこと。だから本当の意味でのうつではなく、ボスの研究には意義が見いだせなかっただけかもしれない。
ただ、今回研究室を休んで気づいたことは、今の待遇、ポスドクで働いて自分でとった科研費が増えても自力で考えたテーマの研究成果はまったく比例していないということ。このまま研究室に戻って仕事を続ければ、今年度は難しいかもしれないが論文は 10 報を超えるしその先も狙えると思う。でもほんとにうまく行ってもポスドクは 40 歳くらいが限界だろう。でも年齢が上がった分、求められる実績と能力は増え、応募できる公募が減り、自分も追い詰められていく。
つまり、この先今のまま働き続けてもこの状況に加速がかかるだけ。
というか論文 10 報でも 35 歳では公募にだしてもたいして面接に呼ばれない。基盤 (A) をとれば PI になった気分で多少羽振りはよくなるが、結局物欲には限りがないし、若手 (B) の人に対して 2 倍の研究成果が出せるかというとそうではない。若手 (B) のポスドクが能力的・精神的余裕で勝っているのであれば総合的にも勝っている可能性が高い。
何が言いたいかというと、ここで人生のシフトチェンジをするべきだということ。
今からでも遅くない。ボスの出張のすきをうかがって、やりがいを持てて、今よりも研究結果を出せる確信を持てて、かつ一定数のコネ公募に送り込んでくれる教授のいる研究室に移らなければならない。
大学を卒業し就職して八年、順調に年収を伸ばし年内にはおそらく昇格し年収1000万円を超えそうと言う状態が今年の初め。 去年からかかわっていた仕事が多忙を極め、家庭もうまくいか...
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ポスドクで自分のやりたい研究ができないとかいう人いるけど、それって研究室選びで間違ってるとしか思えない。ほとんど放任でポスドクの自由にやらしてくれる所も結構ある
こういう人よくいるけど、いつも疑問なのが「独立・起業すればやりたいことができる」という考え方。 独立なんてしたら面倒な社長業をこなさないといけなくなり、目先の金にならな...
そうだよねー 上司がお客さんに変わるだけだからね。 逆に社員でもパートでもやりたいことがやれる人が居るから、 結局お金をくれる人との関係次第、だと思う。 まぁ年収億クラス...
俺物欲に限りがあるのか分かんないけど、年収1000万弱で欲しい物を欲しいだけ買って金が余るよ。時間もいっぱいある。
横レスだけど、欲しいものの差なんじゃない? 年収1000万円って、家が欲しい!と思った時に即金でサッと買えるような年収じゃないから、 ノーローンで家が欲しい人にとっては年収10...
独立して十数年やってる俺からひとつ。 やりがいを持てて、今よりも時間的・精神的余裕を持てて、かつ一定の収入を得られる道を探さなければならない。 どれか二つ選べ。三つを...
どこで、どんなに働いても年収300万円20年間以上超えないで ひたすら貧乏に耐え鬱になった俺からすればうらやましすぎる。