もしも優秀だと思うなら博士号はすぐにとらないで修士号をとった後、研究職を経て社会人博士で取得したほうがいい気がする。
まず、博士過程に行くとほんとに博士号を取れるかどうかわからない。単位だけ取得して博士号を取得できないとか本当に笑えないから。修士号は理系でも工学系でも結構簡単に取れる。が、博士号は修士に比べて難しい。
本当に優秀なら修士でも研究職を得ることは可能。俺も修士号だけど高名な研究所の常任の研究職を得ることができた。まぁ、明らかにまぐれだったから俺の例は参考にならんが本当に優秀なら研究職として職を得ることは可能。むしろ博士過程を経てポスドクとか不安定な職に就くくらいだったら修士で研究職を得たほうがいい。けど本当に優秀じゃないと無理だけど。
研究職を得たなら、5年間まじめに研究すれば研究結果を得ることができる(それを発表できるかどうかは内容にも所属研究機関にもよるが。たとえば特許とか)。結果があれば社会人博士をすでにある結果で得ればいい。博士課程で結果を生み出さないといけない重圧に耐えながら不安定な職に就くなら、社会人博士過程で博士号を得たほうがいい。あと研究結果で社会人博士を取ると祝い金が会社や研究機関から出たりするからさらにお得。
こういったことを考えると修士で研究職を経て、社会人博士課程で得た方がいい。
しかしながら博士課程に行かないと研究職を得られない分野もあるからそういった分野に関しては博士号を直に取った方がいい。まず学部卒業をアメリカの大学に修士をスキップして博士課程に留学して3年で博士を得た方がいい。日本だと修士2年+博士3年で5年間かかるけど、アメリカは修士号をスキップして博士号を3年で得ることができる(まぁ、大概に大変だが)。また、アメリカで博士をとる場合はTAやRAなど授業料免除、生活費を支給されるのが普通。よって金銭的に安定している。が、研究結果やチューターなど仕事が必須になり、研究のみに没頭できるわけではない。そういった環境でコンスタントに結果を残すには忍耐力や英語力、そして専門領域に対する高い理解が必要となる。
まぁ、がんばれや。