近頃のインターネットではSNSと呼ばれるものが若年層への携帯電話、スマートフォンの普及によって大変普及している。そのなかでリアルとのつながりというものが昔のインターネットに比べて大変深まっていると思う。例を挙げるとすると、Twitterにおける犯罪行為の自慢だ。飲酒運転などは言ってしまえば黙っていればわからないようなことだ。それを自慢することによって事実上社会的に死ぬのである。このようなことをするのは若者世代やネット経験の浅い層だ。なぜネット上で自慢をするのかと言われればそれは明らかである。何時どの年代であっても人は自分のしたちょっとした悪さなどを自慢するのである。私だって自慢する。しかしそれは仲間内だけでの話である。しかし若い年代は生まれた時からインターネットというものが身近にあり、インターネットで知り合った人間を身近に感じるのだ。身近に感じ一種の仲間感覚が生まれることで自らの罪を話してしまう。そこが間違いなのである。ヒソヒソ話をみんな聞いている状態なのである。
インターネット黎明期から触っている世代というのはネットで書き込みすることが恥ずかしいことだと思っている人間が結構な割合でいるのではないだろうか。ネットはネット、リアルはリアルと割り切って考えているが私の周りの若者世代はネットはリアルの補完ツールと考えているようだ。
最近のインターネットに居心地の悪さを感じるのは逃げたくて始めたインターネットに現実世界が流入してきていることもあるのかもしれない。