2012-12-09

冬コミ脅迫事件(黒子のバスケ関連)雑感

コミケや会場、関係各所の対応を見るに、今回の脅迫サークル参加者や会場を対象にした、極めて攻撃的なもののように思える。

こんな状況で「それでも私たち黒子のバスケが好きなのでサークル参加して本を頒布します」という行動だけは絶対起こしてはいけない。

犯人はその愛を、作品に対する愛から来るファンの行動そのもの人質に、世間脅迫しているのだ。

ファンにとっては理不尽まりない今回の一件だが、このことは確認しておきたい。

  1. 世間迷惑をかけているのは脅迫犯であり、黒子のバスケファンの活動ではない。
  2. 相手はそもそも理不尽まりないテロリストである。作品のファンが愛を叫んだところで、犯人には伝わらないし、むしろどう伝わるかは分からない。
  3. コミケット準備会ビッグサイト警察も、守りたいのは黒子のバスケファンであり、コミケットに参加する皆である
  4. 迷惑を被っているのは黒子のバスケファンだけではない。コミケット準備会も、ビッグサイトも、もちろん原作者も、関係する人々すべてが被害者である

全ての参加者には、今は関係各所のアナウンスに従った、冷静な対応が望まれていると思う。

そしてコミケット参加者は、こういう事態にあっても、冷静に協力することが出来るということが、世間に広く認められることを願う。

事ここに至り、もはや黒子のバスケサークルだけの問題ではなくなっているのだ。

前例の無い出来事に、我々はいま直面している。

あと、混乱に便乗して何かしようと思い立つ輩は必ず出てくるけど、どうか口車に乗らないでほしい。

今はtwitterSNSでそういう話が盛り上がりやす時代なので、余計心配だ。

聞き心地のいいことを呟く素性の分からぬ他人ほど当てにならないものはない。

威勢のいいことを言う奴には気をつけろ。悔しい思いにすり寄ってくる輩にも気をつけろ。

私たち被害者だ!」という言い方で何か事を起こそうとする人たちの素性は、冷静に観察するようにしたほうがいい。

一刻も早い犯人逮捕を願う。事件はまだ、終結していない。

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