2012-09-02

マルチ商法についてなんだかなぁと思うポイントをつらつらと

ひとつ

結局マルチ商法って重み付キャッシュバックのある会員制通販会社であってそれ以上でもそれ以下でもないと思うんだよな。そこに自己啓発だとかビジネスだとかいろいろバーターにするから歪みが生じるのだと思う。商売のやり方自体は使い古されたもんだし、すごい話でも何でもない。

確かに、中には事業いくつもやってる人や、念願のお店を開いた人、などとびぬけた人は居るよ。でもそれってあの通販サプリメントだのジュースだの買わなくったって、そこに登録して活動することで、友人たちからの評価を下げるリスクを負わなくったって、交流会なり勉強会なりに足しげく通っていればとびぬけた人に出会えるし話せるし、ほかにもマルチ商法やってる連中が言う「ネットワークビジネスをはじめてこんなに良いことがあった!」の「良いこと」はほかの手段で代替可能なんだよね。

ふたつめ

まあ、中には「マルチやってることを除けば」話してて面白い人もいるし、なにより大事な友人が熱中してしまってそこ切りたくないし(かくいう私も経験者なので、マルチを辞めた後に、マルチやってた事実を知りつつそれでももう一度受け入れてくれた友人のありがたさを知ってるから)で、別にマルチ従事者たちが単に仲良しイベントとしてやってるパーティーとかに顔を出すのは嫌じゃないんだけど。あ、レセプションとかはいやだよ、退屈だもん。

だけど、そこに参加した人は勧誘しなきゃならない、みたいな空気もうっとおしいよね。従事者もそうじゃないひとも普通にイベント楽しんだらいいじゃない。趣旨マルチじゃないんだろ??

おわりに

ええまあ理由は知ってますよ。そうでもしないと売れないから。"少なくとも"大手に関してはクッソ高いとはいえ壺とか売ってるわけじゃないんだからもっと還元率下げて買うだけの人にやさしいシステムにすりゃあいいのに、結局のところ元締めが、マルチ商法構造のもの目的として立ち上げてるから無理なんだろうね。

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